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8割毒親との決別に関する話。あとの2割は育児備忘録やその他雑記。('ω')

【雑記】離乳食苦戦してて幼少期のトラウマを思い出した話

九月になりましたね!2021年も残り4か月という事実が受け止めきれません…

 

毒親との対決の進捗を書きたいところなのですが、前回の記事の如く、復職するまで一旦休戦せざるを得なくなってしまったので、日々自分が親について感じたことなど、あった際に更新することとしますm(__)m

 

今日は少し長いですが、すみませんm(__)m

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息子が離乳食を拒否することがまぁまぁある。

現在、私の息子は離乳食中期です。

世の中の乳幼児さんたちをあまり知らないので肌感ですが、まぁまぁ食べる方だけど食べる/食べないのムラが凄く(特に条件など無いようで、本人の気分でみたい)、振り回されることが多い日々です。

ここ数日、そして今日の午後も「嫌だ!食べない!!」と口を噤んでしまい半分以上残った離乳食を目の前に、私は呆然としていました。

 

『大好物の豆腐をわざわざ買ってきたのに』

『食べてもらわないと困るものを試行錯誤して調理したのに』

『パッチテストもまだ進んでない食材たくさんあるのに』

色んな思いが駆け巡るのと同時に、このまま は~いじゃあ終わりね☺と終わらせるのもどうなの?!という量の残飯を見て、

私は、子供の口に無理やり食材を入れようとしていました。

もちろん息子はさらに激しく泣きます。

私の中の冷静な私が、

「そこまでやる意義はある?嫌がってるんだからもう食べないしトラウマ残るよ」

と言ってて手を止めてみました。

涙が止まらなくなりました。

 

すぐ辞める、が出来ない原因を分析

冷静になって分析すると、

・自分の努力(離乳食の仕込みや献立考えたり食べさせたり)が報われなかった無念

・幼い頃の自分のキツかった思い出がフラッシュバック

の二つに帰結していました。

自分の努力、の項目の供養に関しては今回の本題ではないけど考えていかなきゃなのでおいおい…

自分としては2つ目の項目がなかなか厄介だと思っています。

 

「私はあんなキツい思いしてきたのに」の衝撃

認めたくなかったけど、私の心の底から上がってきてた声は

「私は小さい頃、母親から酷いことをされてあんなキツい思いをしたから、同じ思いをしないなんて許せない」

というものでした。

あぁ、私本当に虐待してしまうかもしれない、もうしてるのかな?

そう思うと尚更どうしたらいいんだ…と辛かったです。

 

幼少期の食事にまつわるツラい思い出

正産期生まれにも関わらず未熟児で生まれた私を心配して、母は私のキャパ以上の食事を出してきました。

嫌いだから残す、なんてもってのほかだし、

満腹だから残す、も出来ず、いつも1~2時間食卓に座り完食していました。

当時の私にとってはそれが当たり前でしたが、抑えていたけど、当時とても辛かったんだなぁと自覚できたのは、実家を離れてからでした。

 

その証拠に、私は母の料理で好きなものがありません。

嫌いな料理を上げる方が思い浮かべやすいほどです。

特に嫌いだったのが、母の味噌汁。

母の味噌汁は、とにかく具沢山。

人参、大根、わかめ(めちゃ多い)、お揚げさん、ほうれん草、しいたけ、、、

具の量が本当に半端じゃないんです。人参とかもぽろぽろ入ってるとかじゃない、ゴロゴロ入ってるんです。

味も正直、おいしいとは言えず、でも母には「りんごのため」と言われているので食べないと、と健気に頑張っていました。

あと私は、就学前くらいまでモノを飲み込むのが不得意で、それなのに母は次々口に運んでくるので、いつも口に食べ物を頬張っている状態でした。

私の小さい頃の写真、1/3くらい何かを頬張っているんですが、

写真を見ながら母に「貴女は食いしん坊でいつも口に何か入れてたね」と懐かしそうに言われたときは怒りで震えました。。

 

結局は親のエゴ

少し大人になったころから私もわかっていました。

あんなに食べさせられてたのは、「子供のため」という隠れ蓑を被った母のエゴだったということを。

その証拠に、先述の調子で自分の意志と反して食べ続けた私は、幼稚園入園ごろには見事な肥満児になっていました。(乳児期は平均より下の体重だったのに…)

要は、私はそんな食べなくても多分標準くらいには育っていたんです。

今、平均以上でないから、今、食べさせなければいけない、と母は思ってたんだと思います。

小さい子供なんて純粋なので、体の欲求のまま主張しますよね。

私が胃のキャパを超えていたので食べたくないという心の声も、きっと自然なものだった。

その声を無視して我が道を行くレシピ展開をしていた。

私が母の料理が嫌いなのは自分の声を無視されていた自覚があるからだと思ってます。(実際にマズかったのもあるけど笑)

 

ちゃんと食べてもらうより、意思疎通したい

息子は、飲み込みずらい離乳食の時、口いっぱいに頬張り、それでも口を開けて次を待ちます。

文字で書くと可愛く聞こえるけど、これ、私の小さい頃の私と一緒です。

口に押し込もうとする私、飲み込めず口いっぱいに食事を頬張っている息子を見て、自分の幼い時を思い出し、何てことしてしまったんだと気づきました。

食べさせたい、せっかく作ったものを完食させたい、

それはすべて、親である私のエゴ。

本人は食べたければ食べるし、嫌なら辞めなきゃ。

意思表示をしてくれてるんだから、それを無視してこちらの初志貫徹する長所なんて皆無だ。

私の中に母親が生きていることに気づき、怖くなりました。。

 

私は、親だからって子供に偉そうにしていいなんて思わない。

子供の退路を断つようなことを言ったりやったり、

親だから偉いんだなんて子供に思われるような関係を築きたくない。

全部、私がされてきたことだから。

害はあったけど、一利も私にはなかった。恐怖で支配されてたと感じるのみ。

 

よし、書いたことで少し吹っ切れた。

離乳食は少しお休みするかもしれないけど、私の中の母と、幼い頃の私を発見できた。

絶対同じになりたくないから、頑張ります。